あの子は必ず婚約者を守り抜く
こんにちは!チリ助です!
リジーとグレルが続いたので、別のキャラクターの名言から英語を紹介したいと思います。
船員を守るために大量のゾンビと戦っている時にシエルとリジーの安否をセバスチャンから聞いたときにフランシス叔母さんが言った一言から
あの子は必ず婚約者を守り抜く
英語版黒執事ではこう翻訳されています。
That boy will protect his fiancée at all costs.
ここのシーンは本来の日本語的意味だと
「あの子」と表記することにより
「女王の番犬の妻として鍛えたリジーがシエルを守る」
という意味と
「幼くても伯爵を継いだシエルは婚約者のリジーを守り抜く」
という二つの意味がかかっている素敵な文章のはずなのですが英語訳黒執事では明確に”That boy”(あの男の子=シエル)と断言してしまっていますね。
もし、対象の性別(人物)をぼやかして言いたい場合は
That child will protect their fiancée at all costs.
とすることができます。
しかし、身内がこの表現をする場合は少し違和感があります。
何故なら、対象の性別が分かっているときはその性別を明確にして言うのが英語では一般的だからです。
なので、英語版黒執事ではあやふやにしたいところをフランシス叔母さんとセバスチャンの違和感のない会話にするために対象の性別を明確にするために”That boy”を使ったのだと思われます。
それでは、今回の英語で黒執事はこの辺で!
See you next time!