本当に貴方はいけない子ですね
こんにちは!チリ助です!
今回は寄宿学校編からお送りしたいと思います。
寄宿学校にセバスチャンは寮監として、シエルは生徒として潜入し、学内イベントで無茶をしつつ活躍したシエルにセバスチャンがかけた一言です。
「本当に貴方はいけない子ですね。」
英語ではこのように言います
“Really you. You’re such a bad child”
「本当に」⇒ Really you
ここで一度区切って強調をしています。
(強調の言葉なので、消すことも可能です)
「貴方はいけない子ですね」⇒ You’re such a bad child
シンプルなセリフですね。
これだけでも文は成り立ちます。一般的にはReally youはつけないので、Really youをつい忘れてしまうという人はこれだけで完璧です!
また、今回は無茶をしたシエルにいい意味で使っていますが、元々の文として本当に悪いことをした子にも使えるので、悪い子にはドンドン使っていきましょう!
“You’re such a bad child!”
~~~ 以下、詳しい説明のコーナー ~~~~~~~~~
〇 どうしてBad boyではなくて、Bad Childなんだろう?
ペットに「いい子いい子!」っていう時はGood boy/Girlですよね。
しかし、今回セバスチャンがGood Childを使ったのには意味があります。
それは
・ シエルが12歳以上であること
・ シエルが15歳以下であること
・ 先生×生徒という明確に立場の上下がはっきりしている
・ 丁寧な表現で言いたかった
なので、BoyではなくChildを使いました。
〇 Child / Son / Boy
これらの言葉は共通して主に上の立場の人が下の立場の人に言う言葉です。
しかし、両親や教師、祖父母によって言い方も変わりますし相手側の年齢によっても変わります
・ Child 【 ~ 役15歳まで】
ティーンエイジャー周辺まで使うことができます。
主に丁寧な表現で表すときに使います。
男子女子関係なく使うことができます。
・ Son 【役16歳以降 ~ 死ぬまで】
「息子」ということで両親のみが使える言葉です。(先生や他人は使いません)
Childから成長するにつれてSonに呼び方をシフトするという形です。
祖父母からは“Grand Son”という呼び名になります。
娘にはDaughterとは使わず、“Young Lady”というのが一般的です。
・ Boy 【 ~ 役25歳程度】
Boyは役25歳程度まで使うことができますが、年齢によって使える状況が変わります。
約12歳まで ⇒ 語り掛ける時や呼ぶときに直接使うことができます。
12歳~25歳 ⇒ 「あの男の子さ~」といったような第三者的な使い方のみ
万能な言葉にみえて上下関係がはっきりしているので使いどころが結構難しいです。
ちなみに
先生が13歳以上の生徒に賛辞として使うときは
Good Student
Good Young Man
となります。
今回シエルに対しては
Good Student
Good Young Man
Good Child
が使えました。
なので、寄宿舎の寮監であるセバスチャンはこの中で最も丁寧な言い方であるGood Childを使いました。
意外に長くなってしまいました…。
それでは、今回の英語で黒執事はこの辺で!
See you next time!!